Smile Pieces〜子育てコーチング〜

声かけで子供は変わる!

娘の言葉が途中で増えなくなった理由

子どもってどうやって言葉覚えると思いますか?

言葉は両親や兄弟姉妹、周りとの毎日のコミュニケーショや経験によって発達していくんです。
最初は単語や音に興味を示し、繰り返し経験する中で徐々に理解していきます。積極的に対話して、身の回りの物事の名前を教えることで、
少しずつ覚えていきます。

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それを痛感した出来事が下の子の小さい時にありました。

次女の言葉数が増えない

下の娘は姉もいる影響もあって1歳になる前に「ママ」「パパ」「ワンワン」など一語文は出始め、よく言葉を発していました。
周りの同じくらいの子より、早かったと思います。

しかし、1歳3ヶ月〜6ヶ月頃にふと気付いたのですが、
一語文の数もあまり増えず、
ずっと変わらないことにすこし違和感を覚えた私は、かかりつけの耳鼻科に
鼻水が出ていることを診てもらうついでの相談と言う気持ちでかかりました。

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先生から言われた驚きの言葉は・・・

「お母さん、この子は今滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)
になってるよ。本人はずっと水の中で聴くような音でしか
周りの言葉が聞こえてない。
このまま放っておくと話せなくなるかもしれません。」

先生の言葉にびっくりでした😭
中耳炎ってもっと痛がって、すぐにでも病院に行かないといけないくらいの
症状だと思ってたのに、娘は痛がる様子もなく普通に生活していたから
全く気づきませんでした。
こちらの声が聞こえてないので、
娘は言葉がはっきり聞こえておらず、新しい言葉を吸収出来て無かったんです。

治療をしていただいて、耳の聞こえがよくなった娘は、
急激に言葉を覚え始めたんです。そこからは3ヶ月に一回は
特に鼻水などの症状がなくても耳の様子を見てもらってました。

ずっと気づかなかった自分に親として情けなく思ったのと
まだ間に合う時期に違和感を感じた自分の親としての勘を
信じて良かったと思ってます。

滲出性中耳炎って痛みも何もなく、水の中やトンネルの中に入った時のように
音がこもって聞こえるそうです。

定期的に耳鼻科にかかって診てもらっておくことが大切だなと思った出来事です。

「少し言葉が遅いな〜」とか「今までよりペースダウンしたな〜」とか
気になることがあれば、耳鼻科で一度耳の中を診てもらうことも大切ですね。

では言葉ってどうやって覚えていくのか

何個かピックアップしてみます

どうやって覚えていくのか

①コミュニケーションから

言葉を発するためには、まずコミュニケーションが大切です。
周りの大人が積極的に赤ちゃんと対話し、目を合わせることで
言葉を学ぶ基盤が築かれます。

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②身近な物事で言葉を学ぶ

日常の物事を通じて言葉を学んでいきます。
大人もそうですよね。名前を知らないものに出会った時に覚えて
次同じものを見た時に記憶しているので名前が出てきますよね。
おもちゃの名前、果物の名前、野菜の名前、動物の名前・・・それらを
興味を引きながら教えていくことが大切です。

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③楽しい歌やリズム遊びを通して

歌やリズム遊びは言葉の発達をサポートするのに素晴らしい手段です。
繰り返しする言葉や赤ちゃんが乗りやすいリズム、覚えやすい韻を楽しみながら
言葉や音に興味を持っていきます。

手遊びでよく使われる(あたま、かた、ひざ、ぽん)なども体の部位を覚えるのに
楽しく遊びながらできますよね。

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④絵本の活用

色鮮やかな絵本を使って、物語を伝えることができます。絵本を通じて
言葉の意味を理解し、興味を持つことで自然な形で言葉が増えていきます。

「大きなかぶ」や「てぶくろ」などの絵本は、同じシチュエーションが
出てきます。言葉を繰り返すことで記憶に残ります。

 

聞く耳を持つことの大切さ

先にお話しした赤ちゃん側ではなく、大人側のお話しです。
子どもが「あ〜〜」「う〜〜」など独自の言葉を使うことがあります。
喃語と言われるものなんですが、これは言葉の始まりです。

大人がその言葉を注意深く聞いて、それに対して返事することで
コミュニケーションが取れる嬉しさから意欲を高めてどんどん
話してくれるようになってきます。

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私が子育てしていて大切にしていたこと

保育士をしていた時も、自分の育児の時にも言葉の発達を促すために
大切にしていたことの2つです。

1:繰り返してあげる



繰り返すことは子ども自身が自分の発した言葉を確認できます。
そうすると物と名前が一致し、はっきりとした発音を耳で聞くことができます。

うちの娘たちが小さい頃やっていたことです⬇️

お散歩に出た時に犬に🐶出会ったとします。

娘は犬を見てこう言います。
👧「ワンワン」→🤱「ワンワンだね〜」と繰り返します。
犬=ワンワンがここで一致してくるんです。

もう少し成長して言葉が増えてきたら、繰り返す言葉を「ワンワンだね」から
「いぬって言うんだよ」と言い換えたりしました。
ワンワンから「犬」と言う単語に変化するようにです。

2:あかちゃん言葉をやめる

また、少し会話ができるようになるまで成長した子に
対して大人が赤ちゃん言葉を使うことをやめるようにしました。

どうしても話し方が可愛いので、真似してみたくなるんですが😅

どうしゅるの?→どうしたの?
ねんね→寝ようね

他にもいっぱいありますよね

もう耳も発達し、聞いた言葉をすぐに吸収して話せるようになった子には
ちゃんとした言葉を覚えて欲しくて、気をつけて話していました。

子どもの好奇心を大切にしてたくさんコミュニケーションをとってあげて
楽しみながら言葉を覚えていけるような環境作りしていってあげたいですね。