Smile Pieces〜子育てコーチング〜

声かけで子供は変わる!

受験するかしないか 子育ての中での選択

中学受験をするかしないか

 

子育てしていく中で、受験はいつかやってくるものですよね。

早い子は幼稚園から始まり、ほとんどの子が高校受験を経験します。

うちの娘は2人とも中学受験をしました。

2人受験しましたが、2人ともそれぞれ塾も違えば勉強期間も違う。

まあどっちにしても中学受験は親が大変なことに変わりはないです笑



小6から始めた中学受験〜残り8ヶ月〜

【長女の場合】

 

実は上の子受験を決めたのは6年の春です。

どう考えても8ヶ月後の受験には間に合わないと思われる時期。。。

何故こんなに遅くなったかというと・・

私も娘も受験するつもりはなく、当然仲良しの友達と公立中学へ進学するものだと思ってました。受験を言い出したのは主人です。

理由は2つあり、

近くの公立中学の評判があまり良くなかったことでした。

今は自分軸をしっかり持った子になりましたが、その当時は、

ボス的な子に言われるとフラフラ〜と流されてしまう場面もよくみていたからです。



あともう1つは内申書システムにきっと合わない子だろうなと思ったからです。

 

上の子あるあるなのかな?って思ってますが、本当におっとり派で消極的な子でした。

 

ノート提出も「あ、忘れた!」ってことも小学校の時にあったり、

部長や生徒会長などなど自分から積極的に動くタイプではなく

内申書的にはあんまりいい点数にならないだろうし、それを気にして

自分のやり方で勉強したり中学生活を送れないのはどうなのか?と思って

受験を勧めました。

 

もちろん娘は大反対!!!!!

お友達と一緒に同じ中学行きたい!みんなが遊んでるのに勉強するの嫌!

 

そりゃそうだ!と納得する気持ちもあるし、

親の引いたレールを歩かせるのはどうなの?っていう葛藤もありました。

 

 

とにかく説明会へ

 

あまりその気のない娘をG Wに開かれている私立中学合同説明会や

各学校の説明会、オープンキャンパスに連れて行って

いろんな学校を見せました。

 

最終的に娘が受験する!と言った決め手は

 

制服のない海外の雰囲気がある学校を見に行った帰りの主人の一言でした

 

「ここに入学したら毎月服買わなきゃな〜」

 

 

ぼそっと言ったその一言にお洒落するのが好きな6年女子が食いついたんです。

 

本人がやる気になればあとはスイスイ進む!!!!

 

と思ってました笑

 

 

いざ塾へ!!!

 

前にも書いたように決めたのは小学6年生の5月。

神奈川の中学受験本番は2月1日から。

 

まって。。。。

 

8ヶ月しかない!!!

 

中学受験する子たちは小3の2月から着々と準備してる

そんな子たちの中に入って3年からの分に追いつくのは無理だ!!!

 

親の私たちはそんなことも考えず、娘に受験を勧めていた大馬鹿者でした。

 

しかし!!娘がせっかくやる気になったのにここで諦めるわけにはいかない!

 

親が考えた中学受験への対策はこちら

 

1:集団塾ではなく、個別の塾を探す

2:中学受験は国、算、社、理の4教科受験だけではなく国算だけの

 2教科受験があるので2教科のみ集中的に勉強する

3:2教科で受験できる家から通える学校を調べる

 

この中で一番大変だったのは、なんと言っても

個別の塾探し!

 

個別で有名な大手塾に駆け込んでみるも

「今からだと間に合わないと思いますよ」と門前払い😭

そりゃそうだわな。。。

 

 

次に中堅の塾に駆け込むと・・・

「いいですよ、サポートします」と言っていただけました。

 

ほっとして、通って2ヶ月。

過去問を色々解いてみるも全く解けない。急には無理かと様子を見ていても

まず問題も理解できてなくて、解き方もわからない。

 

ん〜〜〜〜〜これから伸びるのかもしれないけど、

一回家庭教師に来てもらってサポートしてもらうのもありか・・・

 

 

この頃の私、今考えるととんでもない勉強の量を娘にやらせようとしてたなと

本当に反省。ちゃんと順序立てて3年生から受験に向けて走り出していれば

こんなに焦らなくても良かったのに😭

 

親側の準備不足が子どもに負担ばかり

かける結果になってしまった

でも当時はなんとか受からせてあげたいとそんなことに気付くこともなく必死だった

 

 

そして、家庭教師センターに一度面談に来てもらった。

そこの代表の方も「一緒に頑張ろう」と言ってくれ、個別の塾もやってるから

一度塾に来てもらってどれくらい理解してるのか、先生とお話ししてみましょう

というお話をいただき、娘と塾へ。。。

 

そこで娘と面談した先生の見解は

 

「この子何も教えてもらってないですよ」

へ???

はい????

 

血の気ひきました。だって2ヶ月毎日のように行ってたのに何も身になってなかった。

 

その先生のお話によると

 

中学受験の算数に必要な「つるかめ算」「植木算」「和差算」などなど

どれも知らない

 

「でもね、この子はできないんじゃなくて知らないだけで

今教えたらすっとスポンジのようにものすごく吸収して理解しているので

絶対間に合うと思います」と言われ

 

残り半年。。。。。藁をもすがる想いで通ってた塾をやめ、そこの個別に入塾しました。

 

ここで思ったこと

 

 

ホンっっっっっっっっっっっっとに

塾選びって重要!

 

 

 

合わないって思ったり、なんか伸びが悪いなって思ったら

勇気を持って変えてみるのも全然あり!!!!!!

 

受験と受験結果

その後娘は、2教科を必死に勉強しました。

第1志望は落ちちゃったけど、5校受けたうち4校の学校から合格をいただき

第2志望だった学校へ無事入学🌸

 

 

7月から受験終了までお世話になった個別塾では

 

6ヶ月で受かった伝説の子って言われてました笑

正直塾長も担当の先生も、ここまで頑張って合格を手にするとは思ってなかったそうです。

ちょっと厳しいかな〜と笑

 

おかげで翌年の塾のパンフレットに先生のコメントと共に

娘の受験記を載せていただきました。

 

第2志望で入学した学校もそれなりの進学校

私立なので授業はスピードも早く、大変だったのですが

内申書のことは気にすることなく、のびのび自分のやりたいことをやれる

中高の6年間を送れました。

 

塾も高3の大学受験手前まで行くこともなかったです。

(学校が補講なり手厚くサポートがありました)

 

 

そしてその学校は中学で1回、高校で1回海外研修で2週間ほどホームステイもあり

海外のお友達も出来たりして本当に充実してました。

 

今思うことは、うちの子には中学受験させて良かったと思ってます。

 

その子その子によって、公立が合うのか私立が合うのかは様々だと思ってます。

中学受験も一つの選択肢として頭に入れながら

お子さんの特徴や性格を見極めることが大切かなと思います。