Smile Pieces〜子育てコーチング〜

声かけで子供は変わる!

保育士ではなくベビーシッターを選んだ理由

今、私はベビーシッターとして働いています。

画像

みなさんはベビーシッターと聞くとどのようなイメージですか?

・親が仕事の時に自宅で子供を見ていてくれる
・子供を連れて行くことが難しい用事ができた時に頼む

など他にも色々ありますよね。

昔に比べるとベビーシッターの認知度も利用者も増えて来てると思います。

保育園、幼稚園と働いて来てなぜ今ベビーシッターを選んだのか。

今日はそのきっかけについて語りたいと思います。

保育士時代に感じたこと

正社員、パートと含めて15年ほど保育士、または幼稚園教諭として
色々な園に勤めて来ました。

子どもたちのケアは保護者、担任、園、そして行政など様々なケアがあるし、
ママ友同士でも自分の子の悩みなどを話したりできます。

そこでふと思いました。

ママたちのケアはどうなんだろうって。

画像



私も正直独身時代にはママの気持ちや悩みを抱えて悩んでいる気持ちにまで
目がいかなかったです。

もちろんお子様を園でお預かりする時に
ママたちから色々な相談をされたり、連絡帳で困ってることを相談されて
解決方法を一緒に考えたりしました。

でも、それでちゃんとママの心のケアはできていたのかな?って今思ってます。

それは私自身が、結婚し2人子どもを平日ワンオペで育児し、その
経験をしたことでやっと気づくことができました。

画像

ワンオペ生活

私は結婚と同時に全く見知らぬ土地へ引っ越して来ました。
今でこそ職場の知り合いや、娘たちのママ友で知り合い、
ママ友という枠を超えて
子ども関係なく遊びに行けたりする友だちもできました。

しかし、結婚してすぐ上の子ができたのでどこにも働くことなく、
妊娠生活、そして育児が始まりました。

学生時代の友だちもいない地域で、実家も遠い。
知り合いといえば主人だけでした。
朝から晩まで誰とも話さず、大人と会話できるのは主人のみ。

画像

どんなに子育てのストレスが満タンでも、平日代わってもらうこともできず、
ママ友ができるまでずっと一人でした。
美容院も、化粧品や洋服のショッピングも、病院にすらすぐには行けません。

その頃、親もまだ元気だったので呼べばきてはくれるのですが、
新幹線使っても3時間半の道のり。お金もかかるし歳もとってる両親を
そんなに簡単には呼べません。

そもそも、自分の子なのに「ひとりになりたい」とか
「ゆっくりしたい」とか
そんなことを考えてる自分にも嫌気が差す時もありました。

そんな中でも散歩に出掛けた先でママ友が少しづつできはじめ、
ママ友と呼ばれる人たちが周りにいて、おしゃべりすることで心も晴れて
気分転換できて楽しいこともありました。

しかし、やっぱりちょっと助けて欲しい時に頼る人がいないのは
本当にしんどかったです。

ママのケアがしたい

自分のワンオペを経験し、子育てで苦しかったこと
相談したかったこと、ゆっくりしたかったことを
きっと表には出さないけど、
私のワンオペ時代のように言えなくてそっと
心が重くなってる人がいるはずだ!
そんな人たちを助けてあげたい!
そう思いはじめました。

保育園、幼稚園の集団生活の中では、子どものケアを先生たちから
ママに頼むことはできるけど、ママのケアはなかなかできにくい。

ママ友に相談するにも、親しいからこそ近いからこそ
言えないこともあると思います。

画像

保育園よりも手厚く、もっとママたちと近い関係に慣れるにはって考えた時に
頭に浮かんだのがベビーシッターという仕事でした。

シッターとして


ベビーシッターの仕事は第一に
子どものお世話をしてあげることはもちろんだけど、
1対1だからこそママの相談や悩み事をすぐに聞いてあげることができるし、
ママたちの精神的な心の余裕を作るための手助けになるんじゃないかと
思ってます。

実際シッターにいかせてもらったお家では、
「久しぶりにゆっくり美容院に行けました」
「行きたかったカフェに行けました」
などなど感謝の言葉をいただけてこちらも嬉しくなります。

育児に悩んでるママや、ママ友との関係を難しいと思っているママ、
そして孤独を感じているママの心の拠り所になれたらいいなと思ってます

画像